ケパにレアル・マドリード残留の可能性も? 今季大活躍のルニンの去就が影響か
ローン延長も視野に
昨夏にチェルシーよりレアル・マドリードへレンタル移籍を果たしたGKケパ・アリサバラガ(29)は残留する可能性があるようだ。スペイン『Relevo』が報じている。 守護神GKティボー・クルトワが負傷したため、レアルへのレンタルが決まったケパ。シーズン序盤はゴールマウスを任され、今シーズンは公式戦20試合に出場している。しかし、シーズン途中の負傷離脱をきっかけにウクライナ代表GKアンドリー・ルニンにポジションを奪われ、出場機会を失っていた。そのためケパは今夏にチェルシーに戻ることが濃厚だと考えられていた。 しかし、同メディアによると、ルニンの去就次第ではケパのローン延長を検討しているという。レアルにはクルトワという絶対的守護神がいるため、ルニンもクルトワ復帰後はベンチに戻ることとなった。レアルとルニンは契約を2029年まで更新することに合意しているが、正式な契約はまだのようで、ルニンが出場時間を望み、退団となった場合はケパのローン延長を考えているという、 同メディアは、ルニンの今の考えは継続してレアルでプレイすることであると綴っており、退団する可能性は低いと示唆しているが、今シーズンのルニンの活躍を考えると他のビッグクラブが獲得に動いてもおかしくないだろう。 チェルシーに戻ってもGKロベルト・サンチェスやGKジョルジェ・ペトロビッチといった選手がおり、ケパに居場所があるかどうかは不明だ。レアルはポジションを失いながらも腐らなかったケパのサッカーへの姿勢を高く評価しているようだが、今夏の去就に注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部