「そういえば名前がなかったかも」「人差し指を突き合わせるのが合図だった」流行ったにも関わらず名前がない謎の指遊びとは?
指スマをはじめ、小学生の時に流行った多くの指遊び。中には多くの人に知られているにも関わらず、名前がない遊びもあるのをご存知だろうか。 ●謎の指遊びの正体は「指が5本になると負け」というアレ 名前が無いと話題を集めているのは、「指が5本になると負け」という指遊び。ネット上でも「あれって名前がなかったな」「なぜあの遊びには名前がないんだ?」といった声が見られ、名前を知らない人がほとんどのようだ。 話題の指遊びは2人が向かい合った状態で、両手の人差し指で「1」を作ったところから始まる。相手の指に交互に触れていき、触れられた指は数字が増えていく。そして数字が「5」になった手はアウトとなり、先に両方の手がアウトになった方が負けというルールだ。 人差し指を突き出すポーズがスタートの合図や名前代わりだったようで、ネット上でも「あれやろうぜ! って言って、人差し指を出せば始まってたよね」「確かに名前はなかったけど、人差し指を出すポーズをすれば伝わってたな」といった声があがっている。 一方で「うちの地域では割り箸って呼んでた」「棒倒しっていう名前だったけど、地域によってはマッチとか戦争って呼び名もあるみたい」「脚が10本だから『いかいか』って呼んでた」などの声もあり、世代や地域によっては名前があったようだ。ルールも世代や地域で微妙に異なっていたようで、ネット上には「片手の数字を両手に分散するっていう技が使えた」といった声も。 誰にでも通じる名前こそ無いものの、多くの人が知っている指遊びであるのは事実。相手がいればすぐに遊べるので、久しぶりに遊んでみるのも良いだろう。(フリーライター・井原亘) ■Profile 井原亘 元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている