【ボクシング】次世代ホープ堀池空希ルーキーイヤー4戦目「絶対に落とせない試合」
今年4月にデビューしたプロボクシング日本スーパーライト級11位の堀池空希(ひろき、22=横浜光)がルーキーイヤーで4試合目に臨む。7日、東京・後楽園ホールで開催されるWHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTのセミファイナルに登場。ガオ・チイン(中国)との65・0キロ契約体重8回戦を控える。6日には東京・文京区の日本ボクシングコミションで前日計量に出席。64・3キロでパスしたガオに対し、堀池は64・7キロでクリアした。 東洋大ボクシング部出身のトップアマで、WHO,S NEXT強化育成指定選手にも選ばれており、コンスタントに試合が組まれている。デビュー戦と3戦目はメインに抜てき。今回はセミファイナルのリングに立つ。堀池は「たくさん試合があった方が(心身を)抜く期間が少ないのが良い。きついとも思わないですね」と歓迎している。 今年9月のワン・ラクセン(中国)に判定勝利した後に日本ランキング入りも果たした。ガオ戦に勝てば、さらにランクアップも期待できる。堀池は「ランキングに入って初試合ということは気にしていない。勝つことしか考えていない。来年はスーパーライト級のトップ戦線に絡んでいこうと思っている。絶対に落とせない試合になる」と決意を示していた。 兵庫・神戸市出身の堀池は父典久氏が97年極真空手・全世界ウエイト制空手道選手権準優勝の実績を持つ空手家で、母奈津さんが元キックボクサーという格闘一家に生まれた。その影響で幼少期から空手、中学2年からキックボクシングも経験している。中学の頃から母直伝の体幹トレを続けており、体の強さにも自信を持っている。また5歳年下の妹来未さんは現在、バレリーナとして海外で生活しているという。スポーツ、舞踊芸術と違った分野ながらも、兄妹で「世界」を目指している。