大谷翔平、メジャー屈指の強打者にあと「1」と迫る記録 驚くべき打球の“質”を米記者が提示
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月22日(日本時間23日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、4‐5と1点差を追いかける9回に同点に追いつく53号ソロを放った。この一発のあと、ムーキー・ベッツのサヨナラ本塁打でドジャースは6‐5と劇的な逆転勝利を飾っている。 【動画】9回土壇場で同点弾!大谷翔平が53号本塁打を放ったシーン 大谷のこの一発は打球速度114.7マイル(約184.6キロ)、角度20度、飛距離432フィート(約131.7メートル)で右中間席へと吸い込まれた。米メディア『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、自身のXで「2015年のスタットキャストによる計測を開始して以降の113マイル(約181.9キロ)以上の本塁打を放ったシーズン最多記録」を紹介している。 同記者によると、ヤンキースのジャンカルロ・スタントン(2017年)が18本で、今季の大谷は17本、続くヤンキースのアーロン・ジャッジ(2017年)が15本。大谷はあと1本でスタントンの記録に並ぶことになる。 リーグトップ独走の53本塁打という、その数だけでなく“質”にも驚かされる大谷。残り6試合でメジャー屈指の強打者を超えられるか。24日(同25日)からは2位のパドレスと3ゲーム差で迎える首位攻防戦。大谷の“驚愕”のアーチが見られるか注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]