親を悩ませる「子どもの夏休み」、5児のパパ・つるの剛士はどう乗り越えた? 発想力がすごすぎる“自由研究”の内容とは…
タレントとしてマルチに活躍する一方、保育士資格を持つ5児の父親で“現役大学生”という、つるの剛士さん。多忙な中、2度の育児休暇をとり、積極的に「イクメン」経験を積むと、次は幼児教育の世界に飛び込み、非常勤幼稚園教諭としても勤務。また大学では、こども心理学部で“学び”を継続中といいます。そんな、保育現場も体験されている「先輩パパ」つるのさんに、ご自身の経験や気づきについて語ってもらったり、日々子育てに奮闘しているパパ&ママたちの悩みに「元気が出るアドバイス」をしていただいたりする連載です。 【マンガで読む】小学生の夏休みは共働き最大の壁?親が忙しくても、子どもが充実した夏休みを過ごせる8つのアイデア 今回は、with class mamaメンバーのうなぎママさんに、ご自身のSNSに寄せられた「子どもの夏休みの過ごし方ついて、つるの家の体験談やアドバイスを聞きたい」という声をもとに、お話を伺ってもらいました。
Q.小学生の夏休みに、忙しくて特別な思い出が作ってあげられないかも
うなぎママ:そもそも保育園や学童保育に預けていることに罪悪感を持ったり、一緒にいる時間が短くて「かわいそう」と思ってしまったりするワーママが多いようで、特に夏休みなど長期休みの時には悩んでしまう……という声が寄せられます。 つるの剛士:子どもはちゃんとわかっているから、罪悪感なんて持っちゃダメ!
親子の関係に大切なのは時間ではなくて密度
僕は、親だけでなく保育園や地域など、いろいろな人や場所が関わって子どもたちを育てていく「共同養育」はすばらしいことだし、理想だと思っているので、子どもを預けることに罪悪感なんて全然持つ必要はないと思います! 子どもはどんなに小さくても、パパやママが頑張って働いている姿をきちんと見ていて、理解をしているものです。それに、「一緒にいられる時間が少なくて……」と悩んでいるワーママやパパたちに必ず言うのですが、「大切なのは、時間ではなくて密度」なんです。スマホばかり見ている親とゲームを一人でしている子どもが同じリビングで過ごす3時間より、お風呂に入ったときや送り迎えの時に手をつないでおしゃべりをする30分のほうが、子どもにとってはずっと濃密で幸せな時間だと思います。だから、けっして「かわいそう」なんて感じることはないです! うなぎママ:量より質ですね! そんなふうに考えられれば、ワーママたちの気持ちもフッと楽になると思います。ただ、長期休みのときにまとまったお休みがとれないと、どこかに連れて行ってあげることがなかなかできなくて、かわいそうに思ってしまう場合があるんですよね