親を悩ませる「子どもの夏休み」、5児のパパ・つるの剛士はどう乗り越えた? 発想力がすごすぎる“自由研究”の内容とは…
親が悩む夏休みの宿題は?
うなぎママ:夏休み問題あるあるなのが、“自由研究”! これにも多くの親が悩まされています
言葉どおり「自由」な発想で、評価なんて気にしなくていいと思う!
僕は、小学生の時に「ピラミッドパワー考察」を自由研究題材にしたことがあるんです。何、その壮大な研究:interrobang:って思うでしょう? 「ピラミッドには、生命力を活性化させて、腐敗を防ぐパワーがある」という説を聞いた、つるの少年が「よし、それを検証してみようじゃないの」と、思い立った“研究”なんです。割りばしでピラミッド型(四角推)の枠組みを作り、その中と外にウインナーソーセージを置いて「腐り具合の差」を観察した結果をまとめた……といっても、毎日見ていただけ。自由研究を、いかにラクして効率よく、「なに、それ」って興味を引くようなものに仕上げるかということだけを考えて実践したんです。 これを子どもに話したら「僕もやってみたい」となって、親子2代にわたっての「研究」となりましたよ(笑)。結果ですか? ピラミッドの中のソーセージの方が、圧倒的に腐り具合が遅いんです。不思議ですよね。何故かって? それが、ピラミッドパワーなんです(笑)。 だいたいピラミッドパワーって、専門家が研究してもまだまだ解明されてないものだからこの“研究”を提出したところで、先生は評価しようがないでしょう? でも、もしこの研究に興味を持ち続けて、将来学者になることがあってもおもしろいと思いませんか。自由研究の題材や方法を教えている本なんかもあるけれど、結果がわかっていることを研究するより、なんかくだらないけれど、時間があるんだからやってみようっていう、実験や調べものを親子でアレコレ考える時間そのものが楽しかったりするものです。文字通り、自由でいいんです! うなぎママ:確かに「自由」な発想で親子で楽しく取り組めたら、ステキな夏の思い出になりそうです! つい「夏休みは大変……」と身構えてしまいがちですが、つるのさんのお話を伺って、親子でもっと純粋に楽しむ期間にしたいなと感じました! 貴重なお話、ありがとうございました。