親を悩ませる「子どもの夏休み」、5児のパパ・つるの剛士はどう乗り越えた? 発想力がすごすぎる“自由研究”の内容とは…
子どもだけで参加できるプログラムを利用してみるのも一手!
夏休みって長いですものね。でも、ママやパパがずっと家にいる家庭だって、毎日子どもと出かけたり、“特別な体験”をさせてあげたりなんて、無理じゃないですか? どんなふうに過ごすのがいいのかと、悩む内容は同じだと思います。 つるの家の場合は、ボーイスカウトのような、NPO法人が主催している地元の「冒険団」に入って、子どもたちだけでサマーキャンプなどに参加していました。「ビーチフラッグをして、優勝したんだ~」と誇らしげにメダルを見せてくれたり、キャンプや山登りをして、なんだかものすごくたくましくなって帰ってきたりしたことが昨日のことのようです(遠い目……笑)。 この山登りですが、青木ヶ原の樹海で3日間キャンプをした後に富士山登頂をするという、こどもが体験するには結構ハードなものでした。途中で写真が送られてきたんですが、虫刺されと日焼けでボコボコ&真っ黒になった顔、登山途中の休憩で寝こけている姿等々。「大丈夫なの!?」と、奥さんと顔を見合わせて、さすがに心配になったときもありました。でも、帰ってきた時には、「すごく楽しかったよ~」と、いろいろな体験談を誇らしげに話してくれて、数日離れていただけなのに、心身共にぐっと成長したように感じて、参加させて良かったと思いました。
夏休みは、親にはできない体験をさせたり、学校以外の友だちの輪が広がったりするチャンス
親自身、スポーツやアウトドアが苦手だったり、まとまった休みが取れなくて旅行に連れて行けなかったりと、いろいろな事情で子どもに体験させてあげられることって、限りがあるじゃないですか。だから思い切って、親から離れて参加するイベントやスクールに参加させるのって、変化がついていいんじゃないかな。それこそ夏休みだからこそできることだし、親だと「これはちょっと危ないかな」と躊躇してしまう体験も、プロの人たちが安全に指導してくれて、子どもの経験値がぐっとあがる機会になると思います。 それに、学校以外の友人ができたり、きょうだいがいない子どもは、お兄さんやお姉さん、自分より年下の子といった年齢の違う子どもと触れ合ったりする、いいチャンスにもなると思います。うちの子どもたちは大きくなってからも、その「冒険団」にリーダーとして参加しているんです。それって、自分たちがとてもいい経験をして、楽しかったという思いがあるので、今度は小さな子どもたちの“お世話”をして、楽しませてあげたいという気持ちのあらわれなのかなと。 地域で子どもの成長を支える活動をしている団体や、オープンに参加者を募集しているサマースクールなど、意外とあるものなので、探してみるといいと思います。 うなぎママ:親では難しい体験をさせてあげられるのって、いいですね~。長い夏休み生活にもメリハリがつくし、子どもにとっても、世界が広がる感じですよね! サマースクール、うちも検討してみようと思います。