松坂屋名古屋店、改装計画を発表 「栄の存在価値を高めていく」
J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は11日、松坂屋名古屋店のリニューアル計画を発表した。約63億円を投じ、総面積の約3分の1に当たる過去最大規模の約2万7千平方メートルを2025年秋までに改装する。Jフロントが近隣で手がける予定の複合高層ビルやグループの名古屋パルコとの相乗効果で、立地する栄エリアの魅力を高める。 宗森耕二社長は名古屋市で記者会見を開き「栄の存在価値を高めていくことが大事だ。何度でも訪れたくなる百貨店を目指す」と意気込んだ。改装工事をすでに始めており、今秋以降に順次オープンする。