利用者の減少や、運転手不足の影響です。長野市と飯綱町を結ぶ長電バスの「牟礼線」が12月から土日と祝日の運行が廃止されることになりました。 「牟礼線」は長野市と飯綱町をまたぐ利用者の減少により、去年10月に土日と祝日の運行本数を減便、今年1月からは日曜日を運休にし段階的に運行を見直しています。 25日の会議で、慢性的な運転手不足が解消できないとして、12月からはさらに平日を減便しこれまで運休していた日曜に加え、土曜・祝日の運行を完全に取りやめることが決まりました。 また「牟礼線」を運行する長電バスは長野市と飯綱町の往来は、「しなの鉄道北しなの線」の利用が可能として、来年10月をめどに路線自体の廃止を含む運行の見直しを検討していることを明らかにしました。 ■長電バス・大石真一 乗合・乗用部長 「利用者の方にはご迷惑をおかけしますが、やはり民間企業ですのでここはご理解いただきたいと考えております」 「牟礼線」の廃止については、市と町のほか県などの関係団体を含め協議されることになります。