次回の善光寺御開帳は2027年?2028年? 開催年の決定に注目集まる 地元は早めの開催に期待【長野市】
数えで7年に1度開かれる善光寺の御開帳。大きな経済効果が見込まれる中次回はいつ、どのくらいの期間で開催するのか、話し合いが本格化しています。 ■長野商工会議所・水野雅義会頭 「貴寺におかれましては、速やかに次期御開帳の儀をご決定くだされたく、ここに請願いたします」 長野商工会議所の水野雅義会頭から善光寺の寺務総長へ、次回の御開帳開催に関する請願書が手渡されました。 これまで数えで7年に1度開催されてきた善光寺の御開帳ですが、2021年に開催予定だった前回は新型コロナの感染拡大を受けて1年延期しました。 そのため次回は慣例通りの数えに合わせ2027年にするのか、前回の開催から数えて2028年にするのか…開催年の決定に注目が集まります。 ■長野商工会議所・水野雅義会頭 「本音を言うと1年でも早くやってほしいというのはある。それだけ起爆剤になる」 前回2022年の御開帳が、県内にもたらした経済波及効果は推計で1095.5億円となりました。 ■大槻瞳アナウンサー 「大きな経済効果が期待される善光寺の御開帳。開催年について地元の人はどう考えているでしょうか?」 ■長野市内から 「(新型)コロナでずれちゃったからね、本当は。それなしで7年目の方がずっと昔からのつながりになる」 Q)そうすると2027年のほうが? 「すっきりする」 仲見世通りの店は… ■やなぎや仏壇店代表 「やっぱり早くやってもらえるのが私はありがたい・2~3倍には(売上が)年間で変わってくるので」 ■CAFE中村屋吉右衛門 「店を改装する人はまた改装するだろうし、早く決めてほしいというのが一番」 開催については善光寺の目玉、回向柱の準備が間に合うかや地域住民との連携がうまくとれるかなどを踏まえる必要があります。 ■善光寺・若麻績享則寺務総長 「通例よりも早くこうして請願に来られたということを、きちんと受け止めた上でしかるべき日程をお返ししたいと考えている」 善光寺は今後話し合いを進めなるべく早く決めていくとしています。