夏の移籍が常に噂されるMF

シティはパケタを引き続き監視 photo/Getty Images

マンチェスター・シティは今夏にもしMFベルナルド・シウバが退団することになったら、ウェストハムに所属するMFルーカス・パケタの獲得に動くことを検討している、と英『The Telegraph』は報じた。 シウバは2017年にシティにやってきて以降、ウイングや中盤、そして時には左SBを務めるなど万能選手としてペップ・グアルディオラ率いるシティにとって欠かせない選手の1人だ。今シーズンもペップが最も信頼する選手の1人であるが、同選手は夏の移籍期間が近づくにつれ、退団の噂が度々浮上していた。 昨夏にもバルセロナやパリ・サンジェルマン（PSG）から獲得に興味を抱かれているという報道もあったが、最終的にはシティに残留し、2026年までの契約延長を結んだ。しかし依然として同選手を熱望するチームは多い模様で、シティは万が一に備えているようだ。 パケタ獲得は昨夏にも噂され、契約に近づいていると考えられていたが、同選手に賭博行為の疑惑が浮上し、交渉は破談に終わった。しかし同メディアによると、この疑惑を否定している同選手をシティは引き続き注目しており、シウバ退団ならその後釜として中心的選手にパケタがなると考えているとのこと。 パケタは今年の初めに怪我をし、離脱中ではあるが、今季もウェストハムの中心として活躍。公式戦27試合に出場し5ゴール6アシストをマークしている。 シーズンが終盤に近づくにつれて、夏の去就に大きな注目が集まるシウバ。今夏の同選手の去就と、その代役として獲得を検討しているパケタの動向にも注目だ。