チェルシー、259億円でイサク獲得へ クラブ史上最高額でスウェーデン代表FWを狙う
エンツォ・マレスカ新監督を迎え、来季の巻き返しを狙うチェルシー(イングランド)が、ニューカッスル所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの獲得を目指していることが27日までに明らかになった。 英大衆紙「デイリー・メール」によると、チェルシーがイサクを獲得するには、昨夏にブライトンからエクアドル代表MFモイセス・カイセドを獲得した際に発生したクラブ史上最高額となった移籍金1億1500万ポンド(約236億9000万円)を超えるオファーが不可欠だという。 同紙が主張した金額は、ニューカッスルがイサク獲得のためにRソシエダ(スペイン)に支払った6300万ポンド(約129億7800万円)の「最低倍額」。つまり日本円にして259億5600万円もの移籍金が必要になる計算だ。 ニューカッスルのハウ監督は、今季のプレミアリーグで30試合に出場して21ゴールを奪取し、イングランドの厳しい舞台でも通用することを証明した24歳ストライカーを残留させたい意向だが、現状のままではファイナンシャル・フェアー・プレーに抵触して、勝ち点はく奪の罰則が科せられる可能性もあるという。 そうとなれば259億円規模でのイサクの売却が不可避となり、今夏のプレミアで最大の移籍が実現することになる。
報知新聞社