【40代・50代、「顔ピラティス」で脱ドンヨリ顔!⑫】左右の眉の高さの歪みを正して“整った”顔になる!
「手軽にできてフェイスまわりの悩みが解消される」と大好評、NORIKOさんの顔ピラティス。今回は「眉まわりの左右の顔の歪み」を優しく整えていく。
眉の位置が左右で違う。この顔の歪みには原因があった!
前回は、小鼻まわりの筋肉をリリース&引き締めて、大人上品な顔のパーツを作っていきました。そこで気になってくるのが、眉毛まわりの“左右のアンバランスさ”。 メイクをする際など、ふと鏡を見たときに、片方の眉毛だけが吊り上がっていて、怒っていないのにイラついて見える。またその逆で、眉の位置が片方だけ下がっていて、元気なのに困り顔に見えるなど、表情グセが気になるのですが…。 「よくわかりますよ。加齢や生活習慣とともに、おでこから眼窩(がんか)にかけての前頭骨が下がり、その下部分にある骨や筋肉がずれていくのは、すでにお話しした通り。そのずれや歪みを、ご自身で気づきやすいのは、もしかしたら眉毛の近くかもしれません。 例えば下がり眉は、前頭骨や眉を上げる筋肉が顔面へすべり落ちていたり、眉を下げる筋肉が硬くなったり働きすぎてる状態。逆にどちらかの眉毛の位置が極端に高い場合は、そちら側のおでこの筋肉が働きすぎなのかもしれません。その人の姿勢や体のクセで、どちらかが落ち、どちらかが上がろうと頑張っていると、眉毛のあたりの顔に左右差や歪みが出てきます。 今回のエクササイズは、とっても簡単。“下がっている眉まわりの骨と筋肉を上げ、上がっている眉まわりの骨と筋肉は下げてバランスをとる”。この2ステップでやっていきましょう!」
まずは姿勢を正し、前頭骨の位置を正すところからスタート
「エクササイズを始める前に、第8回で解説している正しい姿勢で座り、さらに第1回の、前頭骨エクササイズで頭蓋骨を引き上げておきましょう。その状態で、鏡でご自身の顔を見てくださいね。眉のあたりで、下がっていると感じられるのは、右と左、どちらでしょうか?」 土台を整えたら、エクササイズを開始!
下がっている眉のまわりを整える
1. 姿勢を正し、後頭部に片手を添える。 2. もう片方の手で、「いつも下がっているな」と感じているほうの眉毛の上あたりからおでこ全体を包み込むようにする。 3. そのまま、優しい力で骨ごと頭頂部に向かってゆっくり引き上げるようにする。目の力は抜く。あごは引いて。