2025年の開業&閉店まとめ 高輪に新しい街が出現、新宿で40年の歴史に幕
「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン 南館」が開業(3月21日)
大阪・梅田の再開発エリア「うめきた」に、新しい施設「グラングリーン大阪 南館」がオープンする。南館の店舗面積は1.6万平方メートル。ファッション関連ではカフェ併設の「ロンハーマン」、国内最大規模の「CFCL」のほか、「ナイキ」「ザラ」「カフェキツネ」「マーガレット・ハウエル ショップ アンド カフェ」などが入る。ショップ&レストランとは別に南館では、宿泊施設「ホテル阪急グランレスパイア大阪」、都市型スパ「うめきた温泉 蓮 ウェルビーイング パーク」も話題だ。またヒルトンの最上級ホテル「ウォルドーフ・アストリア」が日本に初上陸する・
グラングリーン大阪は三菱地所、オリックス不動産、積水ハウス、阪急電鉄など9事業者が参画し、官民連携で進められてきたプロジェクト。緑とイノベーションの融合拠点をまち作りの目標として掲げる。24年9月には先行してグラングリーン大阪の北館とうめきた公園の一部が開業した。野球場ほどの広さがある芝生広場は、梅田にはなかった開放感のある緑の空間として市民の憩いの場になっている。
「ミナモア」が開業(3月24日)
JR西日本グループの中国SC開発が広島駅に新しい駅ビルを開く。地下1階から地上7階の店舗面積2.5万平方メートルに約185店舗が出店する。「ユナイテッドアローズ」「ジェラート ピケ」「イル ビゾンテ」「アーバンリサーチ」「無印良品」「ラグタグ」「ユニクロ」などのファッション関連も充実している。
施設名には瀬戸内海を表す「ミナモ(水面)」と、「ミナ(みんな)」が「モア(もっと)」好きな場所になるという意味を込めた。
「ニュウマン高輪」が一部開業(3月27日)
JR東日本グループが約6000億円を投じて開発する「高輪ゲートウェイシティ」(東京都港区)は、車両基地の跡の広大な敷地に商業、オフィス、住宅、ホテル、文化などの機能を持った新しい街を作る巨大プロジェクトだ。2020年に誕生した山手線・高輪ゲートウェイ駅に直結する。高輪ゲートウェイシティは品川駅からも程近いため、新幹線や羽田空港など国内外からの来街者を見込む。グローバルに開かれた最先端の街を目指している。