裏金議員が “口裏合わせ” 持ち掛け隠ぺい工作か 独自入手の音声データで明らかに 無断登録した自民党員「党費」に企業献金を充てていたとされる問題…衆議院富山1区・田畑裕明議員
田畑議員は「また話す」と語り、その場を去りました。 自身に「政治とカネ」の問題が相次ぐ中、「信頼回復」を訴え続け、5選を果たした田畑議員。 当選後、田畑議員側に質問状を送ると今度は事務所からFAXで「党員登録については法令に則り適切に処理をしております」と回答がありました。 田畑議員の対応について専門家は説明責任を果たすべきだと話します。 神戸学院大学 上脇博之 教授 「やっぱり政治資金の問題今特に裏金事件の発覚以降は厳しいですので、お金の処理がいい加減だということは政治家の資質が問われることになりますよね。やっぱり説明責任果たす必要がありますよね」 2003年に富山市議会議員に初当選してからずっと田畑議員を支援してきたという男性は先月2日の電話でのやりとりを最後に田畑議員との連絡を絶ったといいます。 支援者の男性 「不信感が強まって怒りが、怒りを覚えました。基本的なこんなうそをついてる中で、政治っていうのはまず無理だと思いますんで。市会議員の時から県会議員の時とかいろんな思いでね、政治家なられたと思うんで、初心に帰ってやりなおしていただきたいなと思います」 田畑議員が衆院選で作成したリーフレットには「政治への信頼回復」という項目があり、中には「政治資金の透明性確保はもとより、説明責任を徹底する」と書かれています。今回の党員問題、田畑議員には政治資金の流れや党員登録の手続きの全容を明らかにし説明責任を果たしてほしいと思います。
チューリップテレビ
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