関電が金品受領で再び会見 事後レク(全文5)こんなお金が動いたことにシンプルに驚愕
関西電力の役員ら20人が高浜原発のある福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題で、同社は2日午後から記者会見を開いた。その後、会見に関する事後レクチャーを行った。 【動画】関電が金品受領で再び会見、氏名など公表へ 八木会長、岩根社長ら出席 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「関電が金品受領で再び会見、氏名など公表へ 八木会長、岩根社長ら出席(2019年10月2日)」に対応しております。 ◇ ◇
今後の第三者委員会で明らかにすべきか
横田:いや、調査の目的の本質が、小林先生がおっしゃってる会社の早期の対応が遅れたのがなぜかと。原子力部門になぜ集中したかということを並べて考えれば、もう原子力稼働ありきという会社の方針、上司の方針があって、こういう異常事態、うつ病になったり、身の危険を感じた事態になっても、それを隠蔽して今まで知られることなかったと。そういう会社の体質、職場の雰囲気が、こういう事態を招いたということは容易に想像できると思うんですが、なぜそこの本質に小林先生は突っ込まなかったのか。 司会:すいません、先ほどから先生と会社も誠意を持って対応したと思いますので、もうその辺りでこの辺りのやり取りを続けるのはちょっと無意味かと思います。 横田:最後に一言。これは今後の第三者委員会で明らかにするべき調査内容だとお考えでしょうか。 岡田:そこは先ほどもお答えいたしましたように、大きな項目といたしまして会社として設定しておりまして、そこから先は今度の第三者委員会の先生方を選定しまして、その方々にご相談し、具体的な調査の範囲、程度、方法、こういったものはそこで協議して決定いただくということでしっかり進めてまいりたいと考えます。以上です。 司会:よろしいですか。じゃあお願いします。
今回の調査で一番困難だったのは?
朝日新聞:朝日新聞の【ムラヤ 05:22:16】と申します。ちょっとあまり時間もないかと思いますので、先生にお聞きしたいのは1点です。今回の調査で一番困難だったことは、端的に言うとどこだったでしょうか。 小林:いや、それは一般的に見れば、こんなお金が動いたことは私もシンプルに驚愕しましたし、なぜ変えてなかったんだろう、みんな、そしてそれが本当なのかという点は非常に関心を持った点です。 朝日新聞:その驚きというのは拭えたんでしょうか。 小林:ええ、一定限度は。それは、ご評価はお任せしますけど、私なりに結論をまとめたらこんなふうになったということです。 朝日新聞:あと1点。先ほど関電側から見ましたけれども、法律家の立場で、これ、脅迫罪のような、これの真偽は、実際にあったかどうか、言った側とされる方はもうすでに亡くなっているのは、真偽のほどは分かりませんけれども、これ、脅迫罪に成立するような案件かなと思ったんですけれども、これは関西電力さんにお聞きしたいんですけど。これ、刑事告訴したりすることはあるんでしょうか。 岡田:現時点ではそのような考えはございません。 朝日新聞:過去にしたことはありますか。 岡田:この森山さんについてですか。 朝日新聞:はい。 岡田:刑事告訴ですか。 朝日新聞:はい。 岡田:事実としては、私の知る限りではないと思います。 朝日新聞:分かりました、以上です。 司会:ありがとうございます。じゃあ一番後ろ、最後の方よろしいですか。