本田圭佑考案の4人制サッカー 日本協会の後援決定…宮本恒靖会長「未来の日本代表を」
サッカー元日本代表MF本田圭佑が発起人の4人制サッカー全国大会「4v4」を、日本サッカー協会が後援することが18日、決まった。この日、主催者のNowDo株式会社が発表した。 「4v4」は本田が考案した4人制サッカーで、育成年代向けに開発。ベンチに指導者をおかず、子どもの自主性を尊重することや、試合時間10分など独自のルールで行われる。昨年の全国大会優勝チームは日本代表のDF長友佑都(FC東京)や元日本代表MF遠藤保仁(G大阪コーチ)ら本田が率いるレジェンドチームと対戦する機会が設けられた。大会は今季2シーズン目を迎えた。 4v4は、「4v4が掲げる『サッカーの世界大会を全ての子どもに』というミッションと、子どもたち一人一人の可能性を引き出す育成理念に共感いただき、後援が決定いたしました」と説明。日本協会の宮本恒靖会長は「小学生年代の選手たちにとって一番成長を促すことができるのは真剣勝負の試合をどれだけ経験させられるのかにあると考えています。8人制サッカーも含め、様々なゲーム環境でのプレーを経て、未来の日本代表を担う選手たち、サッカーを愛する子どもたちがたくさん現れてくれることを信じています」とコメントした。 本田は「この度は日本サッカー協会からの後援をいただけるということに大変光栄に思っています。4v4は日本の47都道府県どこでも、4人さえいれば参加できる大会です。今後は全国のサッカー協会の皆さんと協力しながら、1人でも多くの子どもたちがサッカーや4v4をプレーする機会や環境をつくっていければと考えています」と話した。
報知新聞社