「インプラント」は奥歯よりも前歯の方が難しい? その理由と治療時の注意点を歯科医が解説!
編集部まとめ
前歯のインプラントは審美的な要求度が高いことにくわえ、解剖学的に骨が薄い部分であるため、奥歯のインプラントに比べて難しい(難易度が高い)ことがわかりました。一方で、インプラントは隣在する天然歯を削らないことや、維持力や噛む力もほかの歯に負担をかけないというメリットがあります。前歯の治療でインプラントを選択する場合は、10年先も審美的、機能的に問題がないかを担当医とよく相談のうえ、自身にあった治療法を選択していきましょう。
監修歯科医師:
岡田 素平太 先生(オカダ歯科クリニック) 日本大学松戸歯学部卒業。1998年、東京都葛飾区に「オカダ歯科クリニック」を開院。一般歯科をはじめ、矯正歯科、小児歯科、口腔外科など幅広い歯科診療を提供している。歯学博士。日本口腔インプラント学会専門医、日本歯科放射線学会認定医。日本大学松戸歯学部歯科放射線学講座非常勤講師。