驚くほど簡単にできる! キッチンの小バエを駆除する方法と予防法
※この記事は、海外のサイト『delish』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 夏の醍醐味の一つといえば、新鮮な野菜や果物。この時期のキッチンカウンターには、ズッキーニ、ジューシーなトマト、桃、とうもろこしなどが並ぶようになる。これらの食材は、夏のパスタ料理や色鮮やかなサラダとして簡単に使い切ることができるけれど、野菜や果物が置いてあるキッチンは小バエに狙われやすい。 小さくて鬱陶しいこの虫はどこからともなくやってきて、気付いたときにはキッチンで繁殖してしまう。小バエの大量発生は一体何が原因で、どうやって駆除すればいいの?
小バエが発生する原因
この厄介な虫がキッチンに侵入する方法は、いくつかあるという。昆虫学者で害虫駆除会社「アロー・エクスタミネーターズ」のマーケティング&インサイドセールス部門SVPのマイク・マローンさんによると、小バエは農産物の中に産みつけた卵を介したり、ドアや窓の隙間、シーリングをすりぬけて家屋に侵入する可能性が高いという。 「小バエは、熟れ過ぎて発酵している果物や野菜のほか、排水溝、ディスポーザー、ゴミ箱、空の容器、掃除用の雑巾、モップなど、彼らの食料源となる水分と食べかすが発見されうる場所にアクセスできたときに増殖します」とマローンさんは説明する。
小バエを駆除する方法
小バエは迷惑な存在だけど、駆除はそれほど難しいことではない。「小バエの餌となるものを排除して、小バエが繁殖できないようにすることが大切です」とマローンさん。 昆虫学者で害虫駆除会社「モスキート・ジョー」の技術責任者を務めるデイビッド・プライスさんは、トラップを仕掛ける前に小バエ駆除のための多面的な方法を推奨しており、それはすべて掃除から始まる。プライスさんは、腐った果物や野菜を廃棄して、シンク、排水溝、ディスポーザー、ゴミ箱をきれいに掃除するよう勧めている。
掃除のヒント
家にあるものを利用して、排水溝やディスポーザーを掃除する方法もある。清掃会社「ブーム・ファシリティ・サービス・アドバイザーズ」創設者のテイラー・ライリーさんは、排水溝に重曹を半カップ注ぎ、続いて酢を半カップ注ぐやり方を推奨している。15分経ったら排水溝に熱湯を注ぎ、汚れをきれいに洗い流そう。 ディスポーザーについては、運転していないときに一切れのレモンを投入し、冷水を流しながらディスポーザーを30秒間回す。「レモンの酸が食べ物の残留物の分解を助け、天然のオイルが新鮮な柑橘系の香りを放ちます」と彼は話している。