TRFのSAMさんが語る中学入試 目指したのは医師、受けたのは獨協医科大の系列校 私の受験時代
実家から足が遠のいていた僕が医療に携わるきょうだいたちと改めて関わるようになりました。度々、ダンスのワークショップも開いています。僕を動かすのは、人々の健康のために何かしたいという気持ち。その思いできょうだいともつながっているような気がするんです。
還暦を意識し始めた頃からは、老化を肯定的に捉える学問、ジェロントロジー(高齢期の学問)を学び始めました。南カリフォルニア大学デイビススクールの通信教育課程を修了したんですよ。ダンスのプログラムを作るうえでも役立つ知識を得たいと思っていたので、この学問を習得するのはとても楽しかったです。今はダンスを通じて多くの人たちに元気になってもらいたい、と思っています。(竹中文)
■プロフィル
SAM(サム) 昭和37年生まれ。埼玉県出身。高校生のときにディスコでダンスに目覚め、その後、ニューヨークで学ぶ。平成4年にダンスボーカルグループ「TRF」を結成し、そのメンバーとして5年にメジャーデビュー。振付師としても活躍し、平成28年に健康寿命の伸長を目指して一般社団法人「ダレデモダンス」を設立。令和4年発売のシニア向けエクササイズ「リバイバルダンス」のCDとDVDのセットは販売数10万セットを突破した。