春高バレー 共栄学園ストレート発進 秋本美空が悲願の日本一へ導く「明日からは最後まで集中してやりたい」
どんなに娘が成長しても心配なのが親心。「大会が終わったら『日本一を取ったよ』といえるように頑張ります」。結果で母に成長を報告する。(只木信昭)
■秋本 美空(あきもと・みく) 2006(平成18)年8月18日生まれ、18歳。神奈川県出身。共栄学園高3年。アウトサイドヒッター。母は2012年ロンドン五輪銅メダリストの愛(旧姓・大友)さん。小2で競技を始め、共栄学園中3年時に全国中学大会で優秀選手、JOC杯全国都道府県対抗中学大会でオリンピック有望選手に選ばれ、22年6月のU18アジア選手権で優勝。23年に日本代表候補に初登録。24年U20アジア選手権準優勝。184センチ、68キロ、最高到達点301センチ。
■共栄学園(きょうえいがくえん) 1939(昭和14)年に本田裁縫女子学校として創設され、48年から現校名。バレーボール部は57年創部。中高一貫教育で、2003年に高校が共学化された。建学の礎を「至誠一貫」とし、教育理念に「文武両道」を掲げる。主な卒業生はバレーボール元日本代表の益子直美、大貫美奈子、ビーチバレー元日本代表の浦田聖子、草野歩、女優・タレントの間下このみら。東京都葛飾区お花茶屋2の6の1。