バンドT、映画Tなど、中目黒の老舗古着屋「JUMPIN' JAP FLASH」に聞いた、おすすめビンテージTシャツ
THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)1990年代のTシャツ
「バンドTシャツ繋がりでもう一枚、THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)のTシャツを紹介させていただくと、1997年~1998年のワールドツアーのTシャツになるのですが、Tシャツのボディの仕様も1990年代のものなので、ビートルズのものと同時代のTシャツと考えてよいと思います」
HARLEY-DAVIDSON(ハーレー ダビッドソン)1980年代のTシャツ
「続いてはHARLEY-DAVIDSON(ハーレー ダビッドソン)のTシャツです。HARLEY-DAVIDSONは昔から一定層のファンがいるブランドで、このTシャツの絵柄にはコピーライト©がついており、その横に“1987”と西暦が入っていまして、コピーライト、イコール製造年というわけではないのですが、おおよその目安にはなっています。 HARLEY-DAVIDSONのTシャツはフロント、バックの両面プリントというものが多いのですが、これはシンプルにフロントプリントのみになっています」
企業TシャツとアートTシャツ
ここからは企業やアート系のTシャツを見せてもらおう。歴史ある企業のノベルティや、キャンペーン目的で作られたものは市販品に比べ生産量が少なく、また有名アーティストの財団が世界中で個展を開き、そのミュージアムショップのみで売られるアートTシャツといったものに人気が出て、価値がついていったというものになる。 「企業ものTシャツとして面白いと思うのが、このHOOTERS(フーターズ)【※全米で展開しているアメリカンダイニング&スポーツバー】のTシャツです。黒地にトレードマークのフクロウがモチーフのTシャツはいろいろな古着屋さんでも見られると思うのですが、この絵柄は珍しいかと思います。コピーライトとボディの仕様から1990年代のものだと思われます。ネームタグもHOOTERSのもので、Made in USAのものになっています」
「アートTシャツは“ムンクの叫び”【※ノルウェーの画家 エドヴァルド・ムンク『叫び』という作品】のTシャツをご紹介したいのですが、これは比較的新しいもので2000年代に入ってからのものだと考えられます。