バイエルンが狙うシャビ・シモンズの獲得コストは1億ユーロ程度か…
パリ・サンジェルマン(PSG)のオランダ代表MFシャビ・シモンズ(21)獲得を目指すバイエルンだが、そのコストは1億ユーロ(約170億円)程度になる模様だ。 ヴァンサン・コンパニ新監督を招へいし、先日には新体制での最初の補強としてシュツットガルトから日本代表DF伊藤洋輝を確保したバイエルン。 今後は刷新を図るセンターバックや左サイドバックに加え、優先度が高いアタッカーの補強を目指す。 そういった中、リクルート部門を取り仕切るマックス・エバール氏は、RBライプツィヒのスポーツディレクター時代にPSGからレンタルで獲得したシャビ・シモンズをトップターゲットに定めているという。 そのライプツィヒではブンデスリーガ初挑戦ながら公式戦44試合に出場し、10ゴール15アシストを記録。2列目の複数ポジションでプレー可能なアタッカーは、同世代のMFジャマル・ムシアラともイメージを共有できる効果的な補強となるはずだ。 ただ、ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えるところによれば、保有元のPSGに加え、レンタル期間延長を目指すライプツィヒ、2025年までに移籍した場合、移籍金の一部を受け取る権利を有する前所属先のPSVとの兼ね合いによって、同選手の獲得には複雑なプロセスを踏む必要があるという。さらに、獲得にかかる総コストは1億ユーロ程度が見込まれており、バイエルンにとって非常にタフなオペレーションとなる見込みだ。
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