ギェケレシュ獲得の準備? ユナイテッドは73億円で獲得したザークツィーをわずか半年で売りに出す
ザークツィーのイングランドでの旅は終わってしまうのだろうか
前監督エリック・テン・ハーグが解任され、暫定監督として4試合を指揮したルート・ファン・ニステルローイ氏。公式戦4試合を戦い、3勝1分の素晴らしい成績を残した。しかし、新監督ルベン・アモリムの就任に伴い、同氏のマンチェスター・ユナイテッド退団が発表された。 アモリム新政権となり、まず最初に行われるのは人員の整理だろう。『Calciomercato.com』は、今夏ボローニャから獲得したばかりのジョシュア・ザークツィーが放出候補であると報じている。 現ユヴェントスの指揮官であるチアゴ・モッタの下で躍進を果たした昨季のボローニャ。その中心にいたのがザークツィーで、11ゴール4アシストの数字を残しながら攻撃の組み立てにもかかわれるストライカーとして評価を高めた。そして、今夏ミランらセリエAのビッグクラブから関心を寄せられながらも、イングランド挑戦を決断。ユナイテッドは3650万ポンド、日本円にして約73億円の移籍金を支払い、ザークツィーを引き抜いた。しかし、今季はここまで11試合で1ゴール1アシストと数字を残せていない。 ザークツィーの放出は今後のストライカー獲得を見据えての動きだと同メディアは予想している。アモリム新監督の古巣であるスポルティングCPではスウェーデン代表のヴィクトル・ギェケレシュが得点を量産しており、ステップアップは時間の問題だろう。アーリング・ハーランドに続くトップレベルのストライカーとして評価されており、ユナイテッドをはじめとする多くのクラブが動向を注視している。 ザークツィーにはセリエAの複数クラブが獲得に興味を示しており、初のイングランド挑戦は半年で終わることになるのかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部