【マイルCS】京都マイルは複勝率100% 東大HCの本命は条件好転のソウルラッシュ
初GⅠタイトルへ
◎ソウルラッシュ 今年に入っての3戦は全て馬券圏内。6歳になって充実期を迎えている。富士Sは2着に敗れたが、本番の京都マイルは【1-1-1-0】の好相性だ。 昨年は4角8番手から上がり5位タイを記録。前述した本レースの好走パターン通りの走りを見せたが、ナミュールの末脚に屈して2着。ただナミュールの方に展開がハマったレースだった。軸としての信頼度はこちらが上だ。 ◯ナミュール 昨年は4角15番手から直線ごぼう抜きで勝利。例年の好走馬とは全く違う、外れ値のようなレースぶりだった。その後は勝利こそないがドバイ、東京と異なるコースで馬券圏内を確保。適性云々ではなく実力で結果を残している。 懸念点は安田記念以来5か月ぶりのレースであることと、スローペースの可能性が高いこと。直線も東京より短く、上がり3F上位の脚でも差し損ねるリスクが高まっている。連覇ももちろん考えられるが、懸念点があることから2番手とした。 ▲チャリン 先行勢ではこの馬が筆頭候補。GⅠ・3勝はいずれも前々の競馬で勝利。特に前走クイーンエリザベス2世Sでは、ドバイターフ勝ち馬ファクトゥールシュヴァルに並びかけられてから驚異的な粘りを見せ、最後は逆に突き放した。欧州の芝で走ってきたタフさは日本でも武器になる。 思えば安田記念も先行馬不利の傾向だったが、今年は香港馬ロマンチックウォリアーが4角5番手から勝利。東京の長い直線でも日本馬は届かなかった。 外国馬の先行粘り込みに日本の常識は通用しない。もちろんチャリンが日本の馬場で結果を残せるかは全くの別問題だが、注意は必要だ。 以下ジュンブロッサム、セリフォスまで印を回す。馬券は◎軸の馬連で勝負する。 ▽マイルCS予想▽ ◎ソウルラッシュ ◯ナミュール ▲チャリン △ジュンブロッサム ×セリフォス 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
京都大学競馬研究会