【マイルCS】京都マイルは複勝率100% 東大HCの本命は条件好転のソウルラッシュ
前走富士S組を深掘り
<前走富士Sの着順別成績> 1着【1-1-0-2】勝率25.0%/連対率50.0%/複勝率50.0% 2~4着【0-1-0-13】勝率0.0%/連対率7.1%/複勝率7.1% 差し×5着以内【2-2-0-6】勝率20.0%/連対率40.0%/複勝率40.0% 今年は7頭が該当する前走富士S組。彼らは前哨戦で一度力比べが済んでいるわけだが、本番でどう変わるかを考える。 富士Sの着順と本番の着順は相関が強くない。富士Sの勝ち馬が【1-1-0-2】、2~4着馬が【0-1-0-13】と苦戦。5~7着から【2-1-0-8】と3連対(14年ダノンシャーク富士S7着→マイルCS1着、17年ペルシアンナイト5着→1着、18年ペルシアンナイト5着→2着)がある。 その理由はコースの違いにある。富士Sは過去10年で上がり3F2位以内馬が13連対を占め、末脚勝負になることが多い。しかし前述の通り、マイルCSは末脚が着順に直結しない。このギャップが影響していると考える。 ペルシアンナイトは3年連続でマイルCS馬券圏内、ダノンシャークも前年3着の実績があった。得意舞台でない東京で凡走した後、本番の京都で逆転したという形だ。 これを今年に当てはめる。ジュンブロッサムは4角10番手から上がり33秒1で勝利。いかにも東京の舞台が合った結果だった。前走富士Sで4角10番手以下の馬は【0-0-0-13】。人気馬は多くないが、15年マイルCSでサトノアラジン3番人気4着の例がある。評価を落としたい。 2着のソウルラッシュは道中8番手から上がり5位の33秒3。切れ味勝負で負けたものの、京都では逆転可能だ。 4着セリフォスも衰えを感じる部分はあるが、マイラーズCのような走りができればもう一発あってもおかしくない。前で競馬をしていたアルナシーム、バルサムノート、コムストックロードは条件こそ良くなったが、そもそもの力不足の印象が否めない。