美のカリスマ・MEGUMIさんが映画「ねこのガーフィールド」を通して、働くママたちにおすすめしたいこと
アニメーション映画『ねこのガーフィールド』で、敵役であるボスねこのジンクスの声を演じた女優のMEGUMIさん。自身の声について思うこと、声の演技について聞きました。また昨年発売した『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)が48万部を突破し、新たな‟美のカリスマ”になったMEGUMIさんにワーママの美容について、ワンポイントアドバイスをいただきました。 【画像6枚】インタビューに応えるMEGUMIさん。映画『ねこのガーフィールド』でMEGUMIさんが演じるヴィラン役のジンクスも
個性的な声だからチャレンジ出来たヴィラン役
この映画の敵役、ヴィランであるジンクス。アニメーションらしく表情を豹変させたりテンションが急に上下したり高笑いしたり、声を吹き替えるのはいかにも難しそうな役ですが、MEGUMIさんはイキイキと演じられています。声だけを聴くと、こんなに特徴的だった?と驚きますが、ご自身の声について、どんな思いを抱いてきたのでしょうか。 「むしろ、普段から特徴的である気がします。顔より、声で私とバレることが多いです。低くてイヤだな……とコンプレックスでもありました。もっと高い声に生まれたかったなと」(以下、「」内MEGUMIさん) ジンクスは、ショービジネスを目指しながらも挫折して犯罪グループの一員になるという陰を抱えた役。その低い声がピタリとハマります。 「敵役がフィットしていると、私も思います(笑)。声に抑揚のあるキャラクターなので、自分の声を活かし、これまでにやったことのないようなチャレンジが出来たことが面白かったです。ヴィランって楽しいです。実写の映画やドラマとはまたぜんぜん違い、台詞も実写ではありえないものだったりします。自分とはかけ離れた人格、まあねこなので‟ねこ格”なのかもしれませんが、だからこそそれを演じるのは面白い。 それでいて、フランス語で歌うシーンは難しかったです。フランス語の台詞なんて初めてでまったくしゃべれなくて追い込まれました。こういう口の開け方なんだ! そんなところから未知のことが多すぎて……。とても勉強になりました」 ジンクスという役について、どう解釈して演じたのでしょう? 「若い頃の挫折みたいなもの、思っていたことと違ってしまうというのは誰にでもありますよね。良くも悪くもそこを原動力にし、次の世界に行こうとする。 ジンクスの場合、こじらせて復讐に進んでしまいますが、分かるかも……という面もあります。別に悪人だからではなく、傷ついて、次に行こうとしている。そこを大事にしたいと思いました。その人間味、というかねこ味を。チャーミングだったり、いい奴じゃん!というところがあったり、ちょっと間抜けでカワイイじゃん!というところも大切に」 ガーフィールドはとにかく怠惰な怠け者、運動不足でラザニアが大好き! 食べたあとはうとうとと寝てしまう……。人間に置き換えたら、かなり問題がありそうな生活スタイルです。美の専門家でもあるMEGUMIさんなら、どんなアドバイスをするでしょう? 「ガーフィールドに、アドバイス!? ……なるほど。まあ酵素を飲んでいただいて。朝起きたら檸檬水を飲み、たまに運動していただければいいかも!」 突飛な質問に笑いながら、大真面目に乗ってくれるMEGUMIさん。 「ガーフィールドって、実写で人間が演じようとしたら現実味がなくて、作品にしづらいキャラクターだと思うんです。アニメだと、究極に怠惰なところもカワイイ。ジンクスも復讐に手を染めるけれど、やっていることは、ミルクをあげない!とか言ってなんかカワイイ。アニメーションだからこそ描ける物語ですよね」