《今ブームのクルーズを体験レポート》外国船「MSCベリッシマ」で巡る10日間の日本一周旅に夫婦で行ってきました!
MSCで日本一周。航路は?チャーターならではのこだわりは?
今回乗船したジャパネットクルーズの日本一周クルーズは、東京発着で、函館、秋田、金沢、済州島(韓国)、鹿児島と日本(本州)を巡り、東京にもどる10日間のコース(2025年にも同じコースで春と秋に実施)。途中、終日航海日もあり、船旅ならではの楽しさもしっかり味わえる、バランスのよい行程です。また時期も長期休みから外れるシーズンであり料金体系もあって、お子さんが少なく大人が多い、落ち着いた雰囲気です。 また、MSCベリッシマは大きくて設備も充実。その反面、大きな船は混雑したり、寄港できる港が限られるため、貨物用の辺鄙な埠頭につくことも。最寄りの公共交通機関までの足に困ることも実は少なくありません。そして、大きいのが言葉の問題。外国船の公用語は英語なので、日本語対応(日本語のメニューや日本人スタッフの数)などは、クルーズを楽しむうえでとても大事です。 今回乗船した「ジャパネットクルーズのチャーター」は、そんな「乗ってみてわかる不便さ」を、あらかじめ解消し、初めてでもクルーズを満喫できるように、さまざまな配慮や工夫がたくさん! だからこそ、クルーズデビュー、そして夫婦や大人の親子旅などにおすすめ。そんなこだわりも、レポートで感じてみてくださいね。
乗船前:クルーズに不慣れでも安心。存分に楽しむための指南書が到着
申し込みをすると自宅に到着するのが、「ジャパネットクルーズのすべて~MSCベリッシマ編」「ジャパネットクルーズを100倍楽しむためのハンドブック」という2つの冊子。 クルーズ歴15年以上の筆者も、こんなに具体的にクルーズの楽しみ方や船内施設について説明がある冊子は見たことがないほど。持ち物から船内生活、お部屋の設備はソケットの形状や洗面所の形まで、こちらが気になることを先回りして説明があり、不安が安心に、そして船旅へのワクワク感へと変わります。
1日目:東京国際クルーズターミナルから出航。日本語対応は万全
いよいよ出発。チェックインを済ませて船内へ。乗務員は海外のスタッフなので、船の中は海外にいるかのようなインターナショナルな雰囲気。それでいてお客は、ほぼ日本人、ジャパネットクルーズのスタッフも多く乗船していて安心感があります。食事やバーのメニュー、船内の地図などの表示も日本語表記があるので、言葉で困ることはほぼありません。 クルーズでは、船内の予定や重要事項を記した「船内新聞」が毎晩配布されますが、それとは別途「ジャパネット通信」という独自の新聞も配布されクルーズを楽しむ細やかな案内が役立ちます。 今回、私たちが滞在したのはバルコニーの客室。大海原を感じるバルコニー付きの客室は開放感があり、初めて乗船するならイチオシです。「船内でアクティブに楽しみ部屋には寝に帰るだけ」という方は、手頃な内側客室からスタートもいいですね。 乗船したら、早速ビュッフェレストランでクルーズ最初の食事を頂きました。