部屋が汚いと家族関係が悪化するという調査結果も…。収納エキスパートが選ぶイケアのおすすめ整理整頓アイテム
4.引き出しにはオーガナイザーを
引き出しを閉めればきれいに見えていても、実は引き出しを開けるとなかはぐちゃぐちゃ…という人も多いのではないでしょうか。引き出しのなかを綺麗に整理整頓するのは意外と難しいものです。皿や鍋をただ積み重ねていて使い勝手の悪さを感じている人は、オーガナイザーを活用してみましょう。より効率よく引き出しにものをしまえるようになるはずです。 「オーガナイザーは引き出しの大きさやタイプに合わせて選んでください。カトラリーを収納するケース型のものから、写真のような突起タイプのものまでさまざまなものがあります。この突起のある有孔ボードタイプのオーガナイザーはこのようにお皿を立ててもよいですし、カップやグラスが動かないように使用するのもおすすめです。引き出しを開けるたびに中身が動いてぶつかり合うのを防止してくれます」(梅原さん)
5.ベッド下も収納に活用
もしもベッドの下が空いているなら、収納スペースとして使用できる大きなチャンス。季節ごとに模様替えする衣服や、普段使用しない布団などをしまいましょう。その際、専用の収納ケースに入れるとホコリもつかず、きちんと次に使用するときまでしまっておくことができます。 「1人暮らしの方など、限られた収納スペースしかない家には特におすすめです。収納ケースは袋状のものから木製のものまでさまざまな素材やサイズがあるので、ベッドの高さや収納したいものに合わせて選んでください。また、ベッド下に収納をする際にはベッドサイドテーブルなど近くに置くものはキャスター付きにして、容易に動かせるようにしておきましょう」(安住さん) 「収納は家の基本」だと、安住さんと梅原さんはいいます。自分らしいインテリアを準備する前にまずは片付いた場所を用意することが必要です。今回紹介した収納アイテムは、工夫次第でさまざまな場所・方法で使用できるものばかり。自分の家に取り入れるならどんな使い方がいいだろうと想像しながら、収納について考えてみましょう。