日産新体制スタート 内田社長が会見(全文2)チャレンジはウエルカム
日産自動車の社長兼最高経営責任者(CEO)に就任した内田誠氏が2日夕、記者会見を開いた。 【動画】日産の新体制スタート 内田社長兼CEOが記者会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「日産の新体制スタート 内田社長兼CEOが記者会見(2019年12月2日)」の会見開始時間に対応しております。 ◇ ◇
いろいろなチャレンジに取り組んできた
グプタ:内田さん、ご紹介ありがとうございます。皆さん、こんにちは。アシュワニ・グプタです。まず最初に、今日、このような機会をいただき、こうして皆さんにごあいさつできることを大変光栄に思います。これから内田、関、そして日産チームと一緒に働けることを大変楽しみにしています。 私は自動車業界に27年間います。会計、デザイン、物づくり、販売から全ての分野で責任を持ってきました。私は多様の文化や言語を持つインドで生まれ育ちました。そして【*** 00:16:25】を通じて世界中のさまざまな地域、文化の下で働いてきました。 私は2006年以降の14年間、ルノー、日産、三菱と、アライアンスメンバーの企業で働いてきました。2006年にルノーに入社し、インドではルノーだけではなく日産の事業立ち上げにも関わりました。次にルノー、日産共同購買で5年間働き、ダットサン事業のプログラムダイレクターになりました。その後、ルノーのLCV事業を統括し、日産と三菱のLCV事業も統括しました。そして、皆さんご存じのとおり2019年4月に三菱自動車のCOOに就任しました。 これまでいろいろなチャレンジに取り組んできましたが、そのたびに私だけでなくチームとして乗り越えてきました。私にとって新しいチャレンジはいつでもウエルカムです。今、私たちが直面するチャレンジは非常に大きなものです。自動車業界を取り巻く環境は大きく、そして早く変化しています。私たちは今、脱グローバル化と、地域化の時代に入っています。そして世界経済が厳しさを増して、より業績に影響しています。