小池都知事が定例会見10月27日(全文2完)都政に邁進、メリハリ利かせていく
東京選挙区から希望の党の議員が4人誕生 都政に有益な具体的政策などはできるのか
TOKYO MX:TOKYO MXの〓シライ 00:35:04〓と申します。先ほどの朝日新聞さんの質問にちょっと関連しているんですけども、9月の設立会見のときに、代表を務めることについて、都民には両方のプラスを感じてもらえるように努力したいと知事おっしゃいました。今回の選挙結果は、東京選挙区からは希望の党から4人、国会議員が誕生しましたが、この厳しい選挙結果を受けて、都民に有益な、どのようなものができるのかと。具体的な政策などを踏まえながら教えていただければと思います。 小池:そうですね、考えてみればこれまではゼロでございましたので、4人、都の中で、都の中から選ばれた国会議員が誕生したということになります。オリンピックやパラリンピック、それから待機児童問題など、まさしく国との連携で加速されるものが多々ございますので、そういった都選出の議員の方々を通じて建設的な意見といいましょうか、政策の提案であるとか、問題点の指摘などをさせていただければと、このように思っております。 では最後の質問にさせていただけますか。
オリンピックの予算について
新宿新聞:新宿新聞の喜田と申します。先ほど、オリンピック予算についてお聞きしたいんですが、バッハ会長から評価をいただいたとおっしゃっていますけれども、バッハ会長は以前に東京オリンピックは相当お金が掛かって、もっと節約できないだろうかということも言っておりました。そういう点では今度の評価の中には、そういうことは含まれていなかったんでしょうか。 それともう1点は、東京オリンピック予算は1兆3000億だと、総額で、ざっと見積もって、そのぐらい掛かるとおっしゃっていますが、その中には警備費だとか、そういうものが一切含まれていないということになると、それもひっくるめて考えると、まだ2000~3000億は上乗せされるんではないかと思いますけれども、その点の見通しはどういうふうにお考えでしょうか。 小池:まずIOCバッハ会長との会話でございますけれども、夕食会の場でございますので、微に入りの会話ではございませんが、励ましのお言葉をいただいております。それからそれと別にしましても、前回のコーツ委員長ご来日の際も、あと1000億は減らすべきだというような表現があって、ご指摘があったかと思います。どこをどのようにして減らす、縮減することができるのか、まだこれからの大きなテーマであるかと思っております。 ここを何千億、何千万減らすとか、そういうやり方もありますけれども、それを積み重ねてっていうのもありますけれども、1000億っていうのは結構、かなりのお金になるわけで、その辺りの考え方をどう整理していくか。それからご指摘のようにいろんなセキュリティーっていうのは、どこが担当するのかによっても違ってくるかと思いますけれども、いろんな分野がございますので、それなども整理をしつつ、できるだけ、このオリンピック・パラリンピック大会そのものが持続可能である、そのモデルを東京大会で示す必要があろうかと考えておりますので、いろいろ知恵を絞って進めていきたいと、このように考えております。 以上でございます。ありがとうございました。 (完)【連載】小池都知事が定例会見2017年10月27日