小池都知事が定例会見10月27日(全文2完)都政に邁進、メリハリ利かせていく
衆院選で20年大会準備が滞っているとの懸念の声をどう受け止めているか
毎日新聞:分かりました。2点目が、28日で開幕1000日前となる東京五輪についてでございます。知事が国政政党を結成されまして、先の衆院選で〓奔走 00:23:39〓されたことで、大会準備が滞っていると懸念する声もございますが、そのことについて受け止めをお聞かせください。それと今後、より国などとの連携が不可欠になってきますが、選挙では安倍政権に対して厳しく批判してきたことで影響を懸念される声もございます。〓ソ*** 00:24:01〓についての受け止めと、もしこうした懸念を払拭するために今後どうしていかれるかについてお聞かせください。 小池:オリンピック・パラリンピックにつきましては、むしろこの間、すでに準備を行って、それが順調に準備のほうも進んでいるという認識でございまして、選挙に関わることによる遅れが特段出ているというふうには考えておりません。それから今回、またパリ出張の際に、パリ、そしてロサンゼルスの市長などとも会い、お互いこれからもサステイナブルなオリンピック・パラリンピックにしていこうという意識を共有できたこと。それからそのパリ出張時にC40という国際会議が開かれましたが、そこでバッハ会長とも実はお会いしております、IOCの。そこで東京についての順調な準備についての評価をいただいたところでございます。それから、まさしく1000日前を迎えるという、そういうタイミングになりました。オリンピック・パラリンピックは言うまでもなくオールジャパンで取り組むべきものかと思っておりますが、大会を成功に導かなければならないという思いは国におかれましても、同様の認識を有しておられると、このように考えております。 それから選挙中さまざまな批判等々、させていただいた部分もございます。しかしながら有権者の審判は下ったわけでございまして、これからはまさしくオリンピック・パラリンピック、しっかりと各組織、つまり政府、組織委員会、そしてIOCとのスポーツ団体、それから会場を有しておられる関係自治体の皆さま方としっかり連携を取ってまいりたいと思います。ちなみにパリのイダルゴ市長は社会党、現在のマクロン大統領はマクロン党ということでございますし、今回、ロンドンのサディク・カーン市長とも会談を行わせていただきました。政府とメイ首相と、それからサディク・カーン市長は労働党ということで、それらの政党の違いはありますけれども、それぞれ、まあロンドン大会のときはどうだったかちょっと今、確認、どうでしたかね。いずれにしましてもオールジャパンで取り組むべき課題でございますので、緊密に今後とも連携をして、大会準備には万全を期してまいりたいと考えております。 毎日新聞:ありがとうございます。それでは各社にお願いがございます。今から質問されたい方は挙手をしていただきまして、知事より指名を受けられた方が、社名、氏名を名乗ってご質問ください。それでは各社どうぞ。