史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング7位。約25億円も活躍は1年だけ…。超名門に気に入られた至高のMF
欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で順位ごとに紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
7位:香川真司(かがわ・しんじ) 生年月日:1989年3月17日 移籍先:ボルシア・ドルトムント(ドイツ)→マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 移籍日:2012年7月1日 移籍金:1600万ユーロ(約25.6億円) 香川真司は、2012年夏にドイツのボルシア・ドルトムントからイングランドのマンチェスター・ユナイテッドに1600万ユーロ(約25.6億円)の移籍金で加わった。 香川は2010年夏、セレッソ大阪に育成補償金の35万ユーロ(約5600万円)を残してドルトムントに加わると、無名の選手から一気にブンデスリーガを代表する選手に飛躍した。鋭いターンとスピードを活かしたドリブルを武器に屈強なブンデスリーガの守備陣を切り裂き、2010/11シーズンはリーグ戦18試合に出場して8得点1アシストを記録すると、翌2011/12シーズンは31試合出場で13得点12アシストの大活躍を披露した。 ドルトムントのブンデスリーガ連覇に貢献した香川は、レアル・マドリードやアーセナルへの移籍も噂される中、2011/12シーズン終盤には、当時のマンチェスター・ユナイテッド指揮官であるアレックス・ファーガソン監督が直接視察に訪れて香川のプレーを見て獲得を決めたとされている。 マンチェスター・ユナイテッドでの香川は、ドルトムント時代ほどのインパクトはなかったものの、プレミアリーグで上々のスタートを切っており、第7節まで6試合に先発して2得点1アシストを記録した。その後はひざの負傷で長期離脱があったが、復帰後には3月のノリッジ戦でハットトリックを達成するなどして、ユナイテッドのリーグ制覇に貢献している。 ただ、2012/13シーズンいっぱいでファーガソン監督が勇退すると、後任のデイビッド・モイーズ監督は香川を信頼せず、出場機会は激減し、2014年夏にドルトムントに復帰した。
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