県立高校30歳女性実習助手が“顔出しアイドル姿”で副収入150万円 ライブ有料配信がバレたワケ
県立高校の30歳女性助手がアイドル姿でリズムにノリノリ、歌や演奏をライブ配信し、150万円相当の副収入を得ていたことがバレ、懲戒処分を食らった。 どうなる「紀州のドン・ファン」殺害裁判…“逆襲の元妻”早貴被告は「パパ活」主張 13日付で愛知県教育委員会から「戒告」の処分を受けたのは、県立東海樟風高校の女性実習助手だ。2022年12月下旬ごろから今年3月下旬まで約1年3カ月にわたり、スマホのライブ配信アプリ「ポコチャ」を使って、キーボードを演奏したり、歌を披露。視聴者からアプリ内通貨「ダイヤ」を受け取っていた。 ダイヤは換金可能で彼女がもらったダイヤは約150万円分に相当する。また、ダイヤは1対1のレートでポコチャ内で使え、「投げ銭」と呼ばれる「コイン」にも交換できる。 「実習助手はアイドルグループの曲を歌うこともあれば、視聴者のリクエストに応え、歌や演奏を披露することもあった。毎回かどうかは分かりませんが、本人によると、歌うアイドルに合わせた衣装に着替えていたそうです。仕事に支障をきたさないよう、週に2~3回、勤務後の夜間にライブ配信をしていた。配信で得た150万円分のダイヤは換金せず、コインに換えて他の配信者への『投げ銭』に使っていたそうです」(県立学校人事グループ担当者) ■配信時の「スクショ」で発覚 東海樟風高は東海商業高として設立され、2022年に現在の校名に改称した。実習助手は同校に勤務して今年5年目。パソコン実習など、生徒の補助業務を行っていた。知人がライブ配信しているのを見て、自分もマネをして「アイドル生配信」を始めたという。 「生徒向けに配信していたわけではなかったため、生徒の間で話題に上ることはなかった。最初は知り合いだけにしか伝えていなかったようですが、配信中に『学校に勤めていて勤務先は空港の近くです』と、学校職員であることをほのめかしていた。150万円分の収入があったといっても、必ずしも視聴者数が多かったわけではない。特定の人物がたくさん投げ銭をしていたのかもしれません」(学校関係者) 今年4月、「職員がライブ配信をしている。配信時のスクリーンショットを送った」と学校に情報提供があり、本人に確認したところ、副業を認めた。 県教委は「長期にわたって多額の収入を得ており、副業にあたる」と判断。実習助手は「収入がこんなに入るとは思わなかった。副業という指摘があって、そういうことをしてはいけないんだなと気づいた。副業の認識はなかった」と話しており、処分後も勤務を継続しているという。 30歳にもなって、副業の認識ゼロとはビックリだが、そんなことに頭が回らないくらい、にわかファンにチヤホヤされて、すっかり「ソノ気」になっていたのだろうか。