「スキャンダラス。常識はあるのか?」事故で会場到着2時間遅れるも予定通りのKOにオーストラリア現地記者がAFCを糾弾
オーストラリアの現地メディアは、日本代表戦のキックオフ時間が後ろ倒しされなかったことについて批判的な見解を述べた。 15日に行われたワールドカップアジア最終予選第4節でオーストラリアは敵地で日本と対戦した。前半をスコアレスで終えると、劣勢だったオーストラリアが58分にオウンゴールから先制する。しかし、その後日本が76分にオウンゴールから同点弾を挙げる。これ以上試合は動かず、オーストラリアと日本の一戦は1-1のドローで終わった。 しかし、この試合の開始前にはオーストラリアにハプニングが起きた。会場である埼玉スタジアムに向けてホテルを出発したが、途中で交通事故による渋滞に巻き込まれることに。この結果、到着は当初の予定よりも2時間以上遅れ、ウォーミングアップの時間が30分足らずしかなかった。 オーストラリア『news.com.au』によると、これを受け、日本の関係者は試合開始時間の後ろ倒しを求めたようだが、マッチコミッショナーがこれを認めず。オーストラリアに十分なウォーミングアップ時間が与えられないまま試合は予定通りにキックオフを迎えていた。 これを受け、『シドニー・モーニング・ヘラルド』のヴィンス・ルガリ記者は「この試合のキックオフが後ろ倒しされなかったことは間違いなくスキャンダラスだ。日本がここで私たちを打ち負かす可能性があることはともかく、これはまったくもってとんでもないことだ。彼らはキックオフの30分前にウォーミングアップをした。AFC(アジアサッカー連盟)には回答すべき多くのことがあるが、もちろん彼らが答えることはないだろう」綴る、 また、クリスチャン・モネガン記者は「正直、常識があるのか?高速道路で事故があったことを私たちは知っている…、試合を遅らせるべきだ。まったくもってナンセンスだ。AFCのひどいやり方だ」と非難した。