実はメルカリで出品してはいけないもの5選! “夏の風物詩”もNGって本当?【メルカリのプロが解説】
メルカリはなんでも売れるというイメージがあるかもしれませんが、実は出品ができないものも明確に決められています。知らないで出品するとペナルティを受けることもあるので、注意が必要です。 【図解】実はメルカリで出品してはいけないもの5選 どんな商品が出品できないのか、「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。 (今回の質問) 実はメルカリで出品してはいけないものってありますか? (回答) メルカリでは出品してはいけないと定められているものがあり、モバイルバッテリー、マッサージ器、花火、商品券やカード類、学生服などが当てはまります。 以下で詳しく解説します。
◆スマホ時代の必需品「モバイルバッテリー」
スマホやタブレットの充電に使われる「モバイルバッテリー」。もう使わないと思ったらメルカリで売ってしまおうと考えるかもしれませんが、新品や未使用に近い状態ではない場合には、出品ができません。電気用品安全法の規制対象となったためです。 また、新品や未使用に近い商品であっても「PSEマーク」が明確に判断できる画像を掲載しなければなりません。これが確認できないと、出品できたとしてもすぐに削除されることがあります。
◆使わなくなった「マッサージ器」
家庭用のマッサージ器は手軽に使えることもあって購入することもありますが、その後が続かない……。そのため不用品となりメルカリで売りたくなるのですが、出品禁止物と思ってよいでしょう。 家庭用のマッサージ器は管理医療機器に該当し、これを販売するには保健局や保健所などへの許可や届出が必要になります。一般的なメルカリユーザーは許可や届出をしていないでしょうから、マッサージ器を出品することはできません。
◆夏の風物詩「花火」
珍しい花火や買っても使わなかった花火があったとしても、メルカリには出品できないことになっています。花火は危険物となっているためです。 それに、仮に出品ができたとしても、購入者に送ることができません。花火はヤマト運輸や郵便局では取り扱いができないとされています。専用の運搬業者さんなどを活用すれば送れるかもしれませんが、輸送手段がないと考えた方がよさそうです。