西岡良仁 初Vの坂本怜を絶賛「俺くらいの記録はどんどん抜いて欲しい」＜男子テニス＞
西岡良仁 初Vの坂本怜を祝福
男子テニスで世界ランク70位の西岡良仁は1日にXを更新。同日に行われた四日市チャレンジャー（日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー）で、チャレンジャー大会初優勝を飾った世界ランク682位の坂本怜に祝福の言葉を贈った。 【坂本怜ら 四日市チャレンジャー組合せ】 18歳の坂本は前週の横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2024 supported by 三田興産（日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー）でチャレンジャー大会初となる8強入りを果たし今大会を迎えると、1回戦で世界ランク392位のP・ヘニング（南アフリカ）、2回戦で同384位の中川直樹、準々決勝で同366位の内田海智、準決勝で同248位の望月慎太郎を下し、チャレンジャー大会初の決勝進出を果たした。 30歳のネグリトゥとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、坂本はサービス時のポイント獲得率が41パーセントに留まり2度のブレークを許して先行されるも、第2セットでは第6ゲームでブレークに成功。その後、坂本は相手にブレークバックを許さずキープを続け、1セットオールに追いつく。 そしてファイナルセット、両者キープを続け迎えた終盤の第9ゲームで坂本がラリー戦を制し値千金のブレークに成功。坂本は直後の第10ゲームをキープし、チャレンジャー大会初制覇を成し遂げた。 この勝利に西岡は「この若さでのチャレンジャー優勝は素晴らしすぎる。久しぶりに自分より早い速度で駆け上がる選手が出てきたのは嬉しいな。圭君（錦織圭）は別格やけど、俺くらいの記録はどんどん抜いていって欲しい。それくらいの若い選手が日本からどんどん出てきて欲しい。怜おめでとう！！！」とXに投稿し、坂本を祝福した。 西岡は10月のロレックス・上海マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）の1回戦で腹斜筋の肉離れで途中棄権し、回復のためツアーを一時離脱。約2ヵ月ぶりに公式戦に復帰し第1シードとして四日市チャレンジャーに出場していたが、2回戦の望月戦を前に棄権を発表した。
