乱暴運転の怪しい車、飲酒かと思ったら…韓国・警官がドア破り救助
【08月16日 KOREA WAVE】5日午後9時ごろ、ソウルオリンピック大路蚕室(チャムシル)方面に向かう傍花(パンファ)大橋南詰め付近で、飲酒運転と見られる車が乱暴運転でガードレールにぶつかっているという通報が警察に入った。 近くをパトロールしていた江西(カンソ)警察署交通安全係の警察官2人が通報から2分で現場に到着。ガードレールに衝突した軽自動車を見つけ、運転席の窓をたたいた。 警察官は運転手(54)に降りるよう促したが反応がなかったため、不審に思ってドアを破った。運転手は口から泡を吹き、アクセルを踏み込んだ状態だったため、警察官は体調の異変を察知してエンジンを切ってシートベルトを外し、救急隊の出動を要請した。 運転手は病院に搬送され、検査の結果、運転中に脳出血に見舞われていたことが確認された。幸い命に別状はなく、手術を待っている状態だという。警察出動から救急搬送までわずか10分しかかかっておらず、素早い対応が命を救った。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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