阪神・原口 FA権行使も残留「自分が納得して決断」900万円増の年俸4000万円で合意
阪神から国内フリーエージェント（FA）権を行使していた原口文仁内野手（32）が13日、兵庫県西宮市の球団事務所で残留会見を開いた。前夜12日に意思を伝えており、この日、900万円増の年俸4000万円で合意。「しっかり悩んで、自分が納得して決断して、今はもうすっきりして来季に向かっています」と前を向いた。 代打ではなく、先発出場できる可能性を求めて宣言したが「野球人である以上、その準備をして、そこは目指したい」と従来通り、阪神でのポジション奪取を誓った。会見には同じ高卒入団で同期の秋山氏が登場。会見後はファーム施設の鳴尾浜にも向かってあいさつ回りするなど、愛される人間性も大きな戦力だ。大山、糸原、坂本と今季中に権利を取得した4選手すべてが残留。来季、2年ぶりV奪回の体制は整った。
