節約のため、風呂は出社前1回と決めています。最近は涼しいし、寝ている間に汗もかかないから平気ですよね?
入浴では水道代とガス代がかかるため、1日1回で済ますことは節約になります。最適なタイミングはライフスタイルによって異なるほか、好みもあるでしょう。この記事では、朝風呂のメリットやデメリットについて解説します。また、夜風呂の効果もお伝えしますので、気候や体調に応じて、より健康的な選択を心掛けましょう。
朝風呂のメリット
1日の始まりにシャワーを浴びることで、頭をすっきりさせられ、活発な気分で仕事に向かえます。リフレッシュ効果を高めるには、少し熱めのお湯に短時間つかるとよいでしょう。ただし、高血圧の人の場合は、いきなり熱めのお湯に入ると血圧が急上昇する恐れがあるため、ぬるめのお湯にしましょう。 朝風呂には、寝ている間の寝汗を洗い流す効果もあります。寝汗をかくのは夏だけとは限りません。寝汗は睡眠時の生理現象であり、気温以外にもストレスやアルコールの飲み過ぎ、加齢によるホルモンバランスの乱れなども寝汗の原因になります。朝起きて寝汗を流すことで、体臭の発生を防げます。営業など接客が多い仕事では、体臭のケアは大事です。
朝風呂のデメリット
出社前は何かと忙しく、朝風呂の習慣ではついシャワーで済ませてしまいがちです。節約にはなりますが、ゆっくり風呂につかって体を休める時間を持ちにくいでしょう。秋や冬は外気温が低くなるため、通勤途中で湯冷めしてしまい、風邪をひいてしまう恐れもあります。 1日外にいれば、汗や皮脂のほか、花粉や自動車の排気ガスによる汚れ、ホコリなどが肌に付着します。それらをきちんと落とさずに寝てしまうことは、肌トラブルの原因にもなりかねません。また、ヘアセット剤を洗い流さずに寝ることは、頭皮の環境にとって良いとはいえません。 加えて、朝は頭皮の状態がデリケートであるため、シャンプーの際に頭皮をこすると抜け毛が増える場合があります。朝風呂にしてから抜け毛が増えたような気がする場合は、夜風呂にしたほうが良いかもしれません。