F1、アメリカン・エキスプレスの公式パートナー就任を発表。カード会員向けに日本GPでも様々な特典を用意
アメリカン・エキスプレス/アメックスが、F1とのスポンサー契約を拡大し、F1の公式パートナーに就任することと発表された。 【ギャラリー】2024年 アメリカGP - 決勝日 これまでアメリカ大陸でのF1地域パートナーだったアメックスだが、2025年からは全24戦のうち15戦で存在感を示すことになる。 アメックスのカード会員は、日本GPやモナコGP、イギリスGP、イタリアGPを含め、アメックスが活動を行なう来季のグランプリで、チケットの先行販売や様々な現地体験など、多くの特典を受けることができる。 アメックスはこれまで、アメリカ大陸におけるF1スポンサーシップだけでなく、F1直下の女性限定フォーミュラであるF1アカデミーへのコミットメントを行なってきた。 今年初めに、アメックスはF1アカデミーの公式パートナーに就任。マシンのスポンサーとしてイギリス人のジェス・エドガーをサポートした他、5月のマイアミGPでは“セレブレーション・オブ・ウーマン・ウィズ・ドライブ”イベントを開催し、人気歌手カミラ・カベロが登場した。 「これまでアメリカン・エキスプレスは南北アメリカにおけるF1の素晴らしいパートナーで、F1アカデミーのサポーターでした。彼らが我々との関係を拡大し、公式パートナーになることを選んでくれたことを嬉しく思います」 F1のチーフ・コマーシャル・オフィサーであるエミリー・プラツァーはそう語った。 「アメックスと協力し、レースでのカード会員の体験を向上させ、レースが行なわれる場所で既存のファンにアメックスの特典を紹介できることを楽しみにしている」 アメックスは今年のメキシコシティGPを含め、アメリカ大陸でのグランプリで存在感を示し続ける。 メキシコシティGPでは、カード会員にレース無線が用意される他、アメックス・ファン・エクスペリエンスでは、観戦チケットを持っているファンが自分のマシンカラーリングをデザインしたり、ドライバー紹介ビデオを録画したりすることができるという。 「この1年、アメリカ大陸でのスポンサーシップの勢いをさらに加速させ、F1との関係を拡大できることを嬉しく思います」 アメックスのチーフ・マーケティング・オフィサーを務めるエリザベス・ラトリッジはそう語った。 「世界中で18歳から34歳にかけて3億人以上のファンを持つF1は、アメリカン・エキスプレスの最も急成長している顧客層であるミレニアル世代とZ世代に注力し、人気を拡大し続けています」
Mark Mann-Bryans