電撃移籍もあり得る!? 中日のトレード注目選手(3)トレードの噂が絶えない“大物”
立浪和義監督が就任3年目を迎えた2024年シーズンの中日ドラゴンズ。低迷期からの脱却を目指す今季も、投手陣の奮闘が目立つ中、課題の得点力不足は改善できていない。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、中日でトレード候補となり得る選手を紹介する。
ダヤン・ビシエド
投打:右投右打 身長/体重:185cm/108kg 生年月日:1989年3月10日 経歴:エスクエラデポルテエスパ高 - ホワイトソックス トレードの噂が絶えないのが、日本人選手扱いとなったダヤン・ビシエドである。 ビシエドは2016年に中日ドラゴンズへ入団すると、来日1年目から日本の野球に適応。開幕戦から3試合連続アーチという離れ業を披露し、早くから他球団から警戒される存在となった。同年は119試合の出場で、打率.274、22本塁打、68打点をマーク。 さらに2018年は、夏場から調子を上げて打率.348、178安打、26本塁打、99打点を記録。首位打者と最多安打、ベストナインを獲得する活躍ぶりだった。 翌2019年も全143試合の出場で、打率.315をマーク。しかし、このシーズンを境に成績が下降し始めた。 昨季は91試合の出場で、ともに自己ワーストの打率.244、6本塁打と低迷。さらに同オフには中田翔が加入したことから、一塁のレギュラー争いが激化すると見られた。 迎えた今季は、開幕二軍スタートとなった。5月16日に一軍昇格し、6月6日のソフトバンク戦では今季初ホームランを放ったが、出場15試合で打率.209と物足りない数字に。現在はファーム再調整となっている。 それでもファームでは打率3割をマークし、実績は申し分ない。やや衰えは見えるものの、ビシエドを欲しい球団もあるのではないだろうか。
ベースボールチャンネル編集部