日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録…世界の“SAKE”に酒職人が歓喜!一方で酒造りの担い手不足や価格高騰、偽物の懸念も
“偽SAKE”が出回ることを危惧
一方で、酒造りの担い手不足は大きな課題だ。 独立行政法人・酒類総合研究所・阿久津武広副部門長: やはり厳しい世界なので、なかなか若い人が入ってきてくれないというのがあります。酒造りできると同時に、ちゃんと家族もって子育てもちゃんと家に帰っていいお父さんできるためには、ある程度自動化というのは進めなきゃいけない課題だと思いますね。 また、世界から注目されることで外国人による爆買いや、価格の高騰も起きないとも限らない。加えて消費経済アナリストの渡辺広明さんは、日本酒をよく理解していない一部の外国人の手によって“偽SAKE”が出回ることを危惧している。 これまで以上に世界を酔わせそうなニッポンの“SAKE”。本物の魅力を正しく発信していくことが求められる。 (「イット!」12月5日放送より)
イット!