「ワイン」初心者が知っておきたいコトとは?基礎知識、マナーetc…。建築家 兼 SHOPPEオーナーのクマタイチさんに教えてもらった!
「ワインを嗜んでいる大人に憧れるけれど、難しいイメージがあってなかなか踏み出せません…」。そう語るのはお酒初心者メンズノンノモデル 稲井孝太朗。一歩踏み出すべく訪れたのは、2023年5月にオープンした『SHOPPE(ショップ)』。1杯800円からワインを角打ちで楽しめるお店のコンセプトは「新しいけど懐かしさのあるコンビニエンスストア」。今回はなんと、こちらのオーナーであり建築家、そしてワイン通の顔も持つクマタイチさんを講師にお迎えし、ワインビギナー稲井が徹底質問!知っておきたい基礎知識や、楽しみ方を教えてもらった。 【画像】まだまだある!「ワイン」初心者が知っておきたいコトをもっと見る
覚えておくと役に立つのは 「生産地」と「ぶどうの品種」
稲井:ワインを飲むとき、覚えておいたほうがいいことはありますか? クマさん:自分好みのワインがどのようなものなのか知るためには、とにかく様々な種類を飲んでいくしかありません。その中でまず覚えておいたほうがいいのは[生産地]と[ぶどうの品種]。エチケット(ワインのラベル)を見てこれを記憶しておくと、味の比較がしやすくなると思います 稲井:「このワインの産地は〇〇(国、地名)、ぶどうは△△」と覚えておくのですね。先ほどのお話にもありましたが、生産地とぶどうの種類は、ワインの味の違いに大きく影響するということを初めて知りました。 クマさん:古くからワインの生産地として有名なのはフランスやイタリアなどのEU諸国ですね。また近年は、アメリカやオーストラリア、日本でもワインの生産が盛んになっています。気候も栽培方法も異なる各国のワイン。その味を飲み比べるときっと楽しいですよ。
「注ぎすぎない」と「傾けない」
稲井:実際にお店でワインを飲む時、気をつけたほうが良いことはありますか? クマさん:まず一つ目は「注ぎすぎない」こと。ワインは空気に触れると味が変わってしまう繊細なお酒。また、ぬるくなってしまうとさらに美味しさが失われるので、時間をかけずに飲みきれる量を注ぐのがエレガントです。二つ目は「傾けない」こと。お店の方がボトルからワインを注いでいる時は、グラスは傾けない方が親切です。傾けるとグラスにどのくらい注いだか分からず、量が多くなってしまう恐れがあるからです! 稲井:ビールや日本酒の時の感覚で、注いでもらうときは傾けたほうがいいのかと思っていました。空気に触れると味が変わるということも知りませんでした…。 クマさん:ワインボトルは基本750ml。大勢でワイワイ楽しみたい時に、シェアしてちょうどいい量!他に難しいルールは無いので、友達や家族を誘って楽しみましょう!