冨安健洋に中東クラブが興味か?アーセナルは「売却を検討」と英メディアが報道「負傷は将来に疑問を投げかける」
ついに8月17日にプレミアリーグが開幕するが、アーセナルの冨安健洋は膝の怪我によりウォルバーハンプトン戦の欠場が濃厚。クラブ公式サイトでミケル・アルテタ監督も「残念ながら数週間はかかると思う」と負傷離脱認めており、大きな出遅れを余儀なくされている。 冨安の負傷は今回だけではなく、イギリスメディア『NOW ARSENAL』は「ふくらはぎの故障を繰り返し、2023年には膝の手術が必要な怪我を負った」と指摘。さらに「DFリカルド・カラフィオーリの加入に伴い、アーセナルはDFの一人を放出しようとしており、トミヤスがその一人になる可能性もある」として、こうレポートした。 「移籍市場の最終週が近づくにつれ、25歳のトミヤスへのオファーにアーセナルが前向きだと報じられている。クラブは適切なオファーがあればトミヤスの売却を検討する意向で、サウジアラビアのクラブが興味を示しているという」 冨安を放出する可能性が浮上した原因は、やはり頻繁な負傷離脱だ。同メディアは次のようにも伝えている。 「トミヤスはあと1か月はプレーできない見込みだ。アーセナルに移籍して以来、トミヤスは度重なる怪我に悩まされ、ピッチでの活躍の場を狭めてきた。長期的な健康状態が懸念されており、その負傷歴はエミレーツでの彼の将来に疑問を投げかけている」 ちなみに冨安の負傷離脱に伴い、プレシーズンではアカデミーのマイルズ・ルイス=スケリーがトップチームで出場機会を得た。「印象的なプレーを見せており、今後数か月は出場機会が増えるだろう」とアピールに成功しており、「トミヤスの欠場を受け、アルテタ監督はルイス=スケリーをトップチームに昇格させると見られている」と英メディア『NOW ARSENAL』が報じている。 ルイス=スケリーの主戦場は中盤だが、左SBにも適応。また、イタリア代表のカラフィオーリも左SBとCBでプレー可能だ。昨シーズンは主に左SBで出場した冨安にとっては、ポジション争いが激しくなっている状況だが、果たして放出されてしまうのだろうか。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]