京都で最も遅い猛暑日 関西の猛暑いつまで続く? 週末の雨の見通しは?
今日の関西も猛烈な暑さとなりました。京都では最高気温36.4℃となり、最も遅い猛暑日の記録を更新しました。関西では、20日(金)ごろまで季節外れの暑さが続く見通しです。週末の雨を境に、少し暑さが和らぎ、秋の気配も感じられそうですが、それでも最高気温は30度近い状態が続くため、引き続き、熱中症に注意が必要です。
京都で統計開始以来 最も遅い猛暑日
今日17日も関西では最高気温35℃以上の猛暑日となる所が多くありました。これまで京都(京都市中京区)の最も遅い猛暑日の記録は、去年2023年の9月16日でしたが、今日17日に最高気温36.4℃となり、去年の記録を抜いて最も遅い猛暑日の記録を更新しました。京都では、あすも最高気温37度の予想で、さらに記録を更新しそうです。※統計開始は1880年
関西の猛暑はいつまで?
この先、関西では、20日(金)まで、最高気温35℃以上の猛暑日になる所があり、21日(土)まで季節外れの厳しい暑さが続く見込みです。ただ、22日(日)にかけて秋雨前線が南下して、関西を通過していくため、週末以降は、これまでの暑さが少し和らぐでしょう。日曜日以降は、最高気温が30℃を下回る所が多くなり秋の気配も感じられますが、それでも平年並みか平年より高い気温の日が多く、季節の歩みは遅めとなりそうです。
3連休は天気ぐずつく 雨脚が強まることも
秋雨前線の南下に伴い、3連休は雨の降る日が多い見込みです。特に、前線が通過する22日(日)を中心に雨脚の強まることがあるでしょう。雨の強まるタイミングは、前線の動き次第で変わるため、お出かけの際は、天気予報をしっかりチェックしてください。
日本気象協会 関西支社 堂本 幸代