箱根駅伝の関東学生連合チームに入った栗原舜選手が在籍する明治学院大学、「良い意味で縛られないチーム」の練習をM高史が体感
良い意味で縛られない「自立したチーム」
練習後、選手の皆さんにお話を伺いました。関東学生連合のメンバーに入っている栗原選手と、箱根予選会後に新しく主将になった住谷歩選手(3年、水城)、同じく副将の髙橋歩夢選手(2年、松山)です。 栗原舜選手 「(箱根駅伝は)出るからには区間賞相当の走りをして、チーム目標であるシード権(相当)内を目標に走ろうと思います。序盤の攻めの走りが売りなので、そこを見てほしいです」 「(今年は)5000m13分台、10000m28分台を出したいと思っていて、狙った記録を出せたのは成長かなと思います。10000m記録挑戦会ではトップ争いをしましたが、順位よりも記録を狙っていました。28分台を狙っていたのですが、自分の甘さが出たのが反省点です。その後は改善していって日体大記録会で28分台を出すことができました」 明治学院大は「良い意味で縛られない自立したチームです。強い後輩もそろっているので、自分が箱根を通して明治学院に勢いをつけ、その勢いで来年度以降さらに強いチームを作っていってほしいです」。 新主将・住谷歩選手 「できるだけチーム全体を見渡したいと常に考えています。今までにない学年代表を決めたり、コミュニケーションをしっかりとったりすることを徹底しています。ミーティングは毎月行って、そこで意見を出してもらっています」 関東学生連合のメンバー入りを果たした栗原選手については「さすが栗原さんです。4年生は強い代でしたので、そこに続いていかないといけないです。栗原さんが残って練習されているうちに、少しでもみんなが吸収できるようにしたいです。個人的には、ようやく力がついてきて、今まではメンバーにも入れていなかったのですが、来年度はしっかりメンバーとして走ってチームを引っ張っていきたいです。チームとしては箱根本戦出場に向けて、みんなで一つになって、1年生も多いので引き上げながら、チーム全体で強くなりたいです」 新副将・髙橋歩夢選手 「まずは今まで自分がやってきたことをこれまで通り、淡々とやっていくことを心がけています。自分は朝練習を大事にしていて、『朝だから軽いもの』だと考えずに一つの大事な練習だと意識してやってきました。ジョグや体操など、一つひとつのことを丁寧に、まずは自分が背中で見せていきたいです。(明治学院大学は)個人の裁量が大きく、自分がやっていきたいこと、決めたことを明確にして、それに向かって進んでいけるのが魅力です。(2025年度の目標は)個人ではチーム内トップ、チームでは箱根本戦出場です」