関電が金品受領で再び会見(全文7)原子力への信頼度を損ねた
4人の修正申告の総額は?
毎日新聞:あと、修正申告の内容は先ほど個人的な関係で言えない、個人情報の関係で言えないということですが、4人の総額は幾らですか。総額なら個人情報は関係ないと思うんですが。 岩根:この調査は国税のほうも各個人に全部やっておりますので、金額をどのように保管したのかとかそういうことも含めて、各人の保管状況、あるいは当然、金額、時期も含めて国税のほうで把握しておりますので、その国税に申告した数字と同じものを使わせていただいているということでございます。国税はそういうヒアリングも含めて、保管方法も含めて追加課税、4人の人間に一部追加課税というか、そういうご指摘があって、われわれのほうから見解の相違はあるものの、追加修正に応じたというものでございます。 毎日新聞:総額については言えないんですかね。 岩根:ご容赦いただきたいと思います。 毎日新聞:最後に、先ほど、これだけ多額のお金が入ってくれば、原資はどこになるのかと当然、思うかと思います。先ほどの記者さんが、豊松さんの見解はどうなんだ、聞いてないのかという質問に対して社長は聞いてないとおっしゃって、私、ちょっとびっくりしたんですけれども、これだけ大きな問題が起きて、いったい原資はなんなのかという。その原資、想像するに発注額が多いんじゃないのかとかいろんなことがあると思うんですけど、社内で、幹部の方の中でそういう原資についてなんなんだというような会議とか、されてないんでしょうか。それがないと、これから原因を究明して、職を辞さないとおっしゃっていますけど。 岡田:事務局から補足させていただきます。調査委員会でもその点につきまして個々人のヒアリングの中で聞いておりますが、それぞれの者は原資につきまして見当ないしは思いがよらなかったというふうに述べておりまして、調査委員会としましてはそういったことというふうに評価をしております。 毎日新聞:発注側と受注側の顧問をしてて、会食もたびたび重ねられているようですけれども、そこからすると、お金が還流してるんじゃないのかなって、あまりにも多額なので、普通は思うかと思うんですけども。 岡田:今申し上げたとおりの、調査の認定でございます。 司会:すいません、そろそろよろしいでしょうか。では一番後ろのほうの方。ちょっとすいません、その方。