関電が金品受領で再び会見(全文7)原子力への信頼度を損ねた
実際に恫喝、恐喝された社員がいたのか
読売新聞:あと、ちょっと話が変わるんですけれども、森山氏の関係なんですが、これはあくまで伝聞という形の記載になっているんですけれども、社員の中でうつ病になった人がいるだとか、辞表を出した人がいる、恫喝、恐喝のような内容のことを言われた人もいる、というような話があるんですけれども、これ事実関係として、実際にそういう社員がいたのかどうなのかっていうのは。 岩根:これは今回、調査の中で、ヒアリングをした中でそういう話が出てきたので、その事実関係までの確認は行っておらないということでございます。 司会:すいませんが報告書の確認は先ほどと同じ質問になると思うので、できたらほかの質問をしていただきたいんですが。細かい確認じゃなくて。 読売新聞:吉田開発に対する発注の精査について、平成26年から行っているということ。それ以前に、この平成23年、金品受け渡し時期からを調べていないということについての理由っていうのはあるんでしょうか。 岩根:これは国税の方も1件1件、件名を調べるという形もございましたので、その期間も併せて、発注行為についてわれわれのほうでも検証させていただいたということでございます。 司会:よろしいでしょうか。 読売新聞:あと1点だけ、すいません。黒塗りで出されている発注リストについてなんですけれども、御社は非常に公益性が高い企業であるというふうに認識しているんですが、このいろんな発注の日だとかそういったことまでマスキングしないといけない理由っていうのは何かあるんでしょうか。地方自治体等の発注はかなりオープンで発表するというのが、公表しているというのが通常だと思うんですけれども、隠さないといけない理由というのがちょっと分からないんですけど、もう一度ご説明いただけないでしょうか。 司会:報告書の別添の2から4の話ですか。 読売新聞:はい、そうです。 司会:それは先ほどお答えしたと思うんです。 読売新聞:先ほどの答えではちょっと納得できないところがあるかなと思うんですけれども。 岩根:ちょっと個別の契約について開示を差し控えるという観点からそうさせていただいておりますが、詳細のもし質問があれば、後ほど事務局に確認いただければと思っております。 司会:よろしいですか、申し訳ございません。じゃあその後ろの。