【新車】リアルラリーレイド「800X RALLY」来春発売!オフロードユースに最適化された上位モデルの登場
ダカールラリー走破でラリーファンに話題を呼んだ中国初のメーカーKOVE。その新モデル「800X RALLY」が、日本国内で来春発売される。スタンダードモデルにオフロードユース向けのセッティング&装備を備えるラリーレイドモデルだ。 【画像】「800X RALLY」をギャラリーで見る(6枚) 販売は正規代理店である「KOVE-JAPAN(バトンTrading)」が手掛ける。価格は未発表だ。 文/Webikeプラス 編集部
ダカールラリーを走破したノウハウをつぎ込む「オフに全振り」クラス最軽量モデル
KOVE MOTO(コーベ)は、中国から多数の新モデルを続々と発表している新鋭メーカーだ。先日開催された重慶モーターサイクルショーでは、直列4気筒エンジンを搭載するロードスポーツモデルを発表し注目を集めたが、オフロードの領域では以前から、世界で最も過酷なラリーとして知られるダカールラリーや、約4000kmを駆け抜けるタクラマカンラリーなど、ラリー競技に積極的に参戦している。2024年1月のダカールラリーでは、450ccのマシンでコースを無事完走。その性能の進化を見せつけた。 今回、そんなKOVEから新登場するのが「800X RALLY」。799ccのアドベンチャーモデルである「800X」をベースとし、オフロードユースに向けてセッティングされた本格仕様のラリーレイドモデルだ。エンジンは独自開発の水冷並列2気筒DOHC、95PS/9000rpm、8.2kgfm/7500rpmのハイパワーを発揮。装備重量179.75kgとクラス最軽量のボディは、タンデムステップも軽量化のために撤去されている。ホイールサイズはフロント21インチ、リア18インチと、一般的なエンデューロタイヤの選択肢が幅広く、フロント270mm、リア250mmという長大なサスペンションストロークと相まって、非常に高い走破性能を発揮。地上最低高は293mm、シート高は895mmとなっている。 ラリーファン注目の800X RALLYだが、日本販売は2025年春からを予定。また同時にスタンダードモデルとなる800Xも販売予定だ。価格等の詳報は未発表につき、続報に期待したい。